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スタイルで使い分ける筆

「陶絵付テクニック」一覧
陶絵付けで使う筆には大きく分けて平筆と丸筆があります。
用途としては、アメリカンスタイルなら平筆、ヨーロピアンスタイルなら丸筆です。この2つの筆の特徴を解説します。

平筆とは?

広範囲を塗るのに適しています。穂先は平たくハケ状。
(1)用途
横に濃淡を出すときや、やわらかな広い面を塗る時に使う平たい筆。

(2)原毛の種類
主にリスの毛で作られています。リス毛はやわらかく、軽いため、弾力はありませんが、絵具の含みが良く、穂先のまとまりが良いという特徴があります。

陶絵付けスタイル アメリカンスタイルって何?
アメリカンスタイルは、その筆致の大胆さと夢のような淡い混色の美しさが特徴ともいえます。
まるで油絵のようにいきいきとしたストロークと、白磁上で色を混ぜながらぼかしてゆく平筆ならではの技法を駆使し、ドラマティックな画面構成で白磁全体に描いて行くのが伝統的なパターンです。
原宿陶画舎の本科授業では、伝統的なスタイルを踏まえ、新しい画材、モチーフなど時代に合わせたデザインで総合的に陶絵付けの技法を学んで行きます。

丸筆とは?

コリンスキー
イタチ
(1)用途
主に線や細かい模様を描きときに使う丸い筆。

(2)原毛の種類
主にコリンスキーやイタチの毛で作られています
コリンスキー:軟毛の代表的なもので、天然の原料の中でも非常に高価な貂(テン)の毛を使用しています。弾力性もあり、また、毛先が細いので穂先のまとまり、絵具の含みなど総合的に見て大変優れています。原宿陶画舎のオリジナル丸筆はコリンスキーを使用しています。

イタチ:コリンスキーよりは毛が短いですが、弾力と穂先のまとまり、絵具の含みが良く、コリンスキーを含めてセーブル筆という呼び方もします。

陶絵付けスタイル ヨーロピアンスタイルって何?
ヨーロピアンスタイルとひとことで言ってもあらゆる表現があります。
マイセン、KPM‥など、数多くの名窯が独自のスタイルをつくり発展してきたヨーロッパの陶絵付け。コレクターズアイテムとしても人気の高いリモージュなどは、20世紀始めアメリカへ多く輸出され、アメリカのペインターにも影響を与えました。伝統をベースとし、新しい技術と感性を生かした現代風のデザインの作品もまた、多くのアーティストの手によって生み出されています。

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